モンスター図鑑
３Ｄダンジョン探索型のＲＰＧ・ディープダンジョンシリーズの第２作目。前作と同じくディスクシステム。
前作からわずか半年後に発売された直接の続編で、ストーリーも前作から地続きである。変更点が比較的地味な部分なのでマイナーチェンジ的な印象も強いが、着実に進歩はしている。特にＢＧＭは３までで最も評価が高い。
大きな変更点として装備の購入＝装備だった前作と違い、装備を使うことで装備しなければならないが、装備が町ではできない。町がかなり簡略化された影響もあると思われる。これは問題だったようで、次作で改善されている。
また、町はかなり簡素で味気なくなり、店主なども表示されないのはちょっと寂しいところ。
全体的にフレーバー要素はシリーズ中最も微妙で、全体図前提のヒントや座標で示されたり、保存のようなメタメッセージ、１かいのボスというひどすぎるネーミングだったり、没入感をそぐ形のテキストが多いのは考え物。
モンスターに関しては、色違いも非常に多く爬虫類モンスターすら存在せず、あまりに貧弱だった前作から大きく強化された。グラフィックも進歩はしているし、爬虫類モンスターが登場するようになったのも大きい。
