モンスター図鑑
ディスクシステムで発売されたコンシュマー初の３Ｄダンジョン探索型のＲＰＧ。ディープダンジョン１作目。
コンシュマーの３ＤダンジョンＲＰＧの名作とされるＦＣ版ウィザードリィよりも発売が早い。
それだけに非常にウィザードリィ色が強い（原作となるApple II版は既に存在しているため）。１作目となる本作はそれが特に色濃く、ウィザードリィを知っているとどうやってもウィザードリィっぽさを感じざるを得ない。
ウィザードリィに比べればかなり単純化されているが、それでもドラゴンクエストでもいっぱいいっぱいの子供プレイヤーには難しすぎた。それでも、４作目までシリーズが続いたくらいにはヒットしたようである。
モンスターに関しては初期の作品故に色違いもかなり多いが、なによりＲＰＧの基本である爬虫類型のモンスターが登場しないため、かなり魅力に欠ける。ＢＧＭは高音が多くいささかキンキンするのが残念だが及第点。
タイトル表記について「魔洞戦"記"」が多いが、正しくは「魔洞戦"紀"」となっている。
