任天堂のライセンス未承諾の海賊ゲーム。
原題は「
荊軻新傳/Jing ke xin zhuan」。
中国戦国時代末期の「史記」の「
刺客列伝・荊軻」を題材にしたRPG。
ゲーム前半では、燕の
太子丹(たいしたん)が、秦の
秦王政(しんおうせい)(後の始皇帝)暗殺のための刺客となる
荊軻(けいか)を捜し求める。
ゲーム後半は
荊軻(けいか)が暗殺の準備を整えてゆき、
秦王政の暗殺を行う。
一応オリジナルの内容のゲームで、内容自体は盗作では無いと思われる。
所詮は海賊ゲームなので、バランス設定などゲームの出来は悪い。
特にゲーム開始直後の
「
最初の町は(終盤まで)二度と入れないのに、しばらく武器防具屋もセーブ地点も無い
装備もろくに買えない(95両しか無いのに武器防具は高い)
戦闘バランスがとれていないので最初期はろくに稼げない」点は致命的。
さらにモンスターのパラメータ設定がかなり雑、特殊攻撃が毒攻撃しかない、ボスがラスボスしかいない、ダメージ計算が単純すぎる、といった問題がある。
戦闘以外も全般的にRPGである意味が無いため、ストーリーも大雑把で、エンディングも消化不良である。
ダンジョンもほとんど意味が無いのに、無駄に複雑で広い上に、視野が極端に狭く、不親切。
特にDQのモンスターの盗用が多いが、グラフィックは流用では無い模様。
盗用は他にもあるらしく、ラスボスの秦王やBGMも盗用らしい。
詳細は
Haku氏の動画「【ゆっくり実況】レトロ海賊ゲー発掘隊【荊軻新傳】#6-1、#6-2」を視聴ください。