荊軻新伝けいかしんでん

NES(海外版ファミコン)対応ソフト / 1992年発売
Hummer Team開発 / Supertone発売

任天堂のライセンス未承諾の海賊ゲーム。
原題は「荊軻新傳/Jing ke xin zhuan」。
中国戦国時代末期の「史記」の「刺客列伝・荊軻」を題材にしたRPG。

ゲーム前半では、燕の太子丹(たいしたん)が、秦の秦王政(しんおうせい)(後の始皇帝)暗殺のための刺客となる荊軻(けいか)を捜し求める。
ゲーム後半は荊軻(けいか)が暗殺の準備を整えてゆき、秦王政の暗殺を行う。


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一応オリジナルの内容のゲームで、内容自体は盗作では無いと思われる。
所詮は海賊ゲームなので、バランス設定などゲームの出来は悪い。
特にゲーム開始直後の
最初の町は(終盤まで)二度と入れないのに、しばらく武器防具屋もセーブ地点も無い
 装備もろくに買えない(95両しか無いのに武器防具は高い)
 戦闘バランスがとれていないので最初期はろくに稼げない
」点は致命的。
さらにモンスターのパラメータ設定がかなり雑、特殊攻撃が毒攻撃しかない、ボスがラスボスしかいない、ダメージ計算が単純すぎる、といった問題がある。
戦闘以外も全般的にRPGである意味が無いため、ストーリーも大雑把で、エンディングも消化不良である。
ダンジョンもほとんど意味が無いのに、無駄に複雑で広い上に、視野が極端に狭く、不親切。
特にDQのモンスターの盗用が多いが、グラフィックは流用では無い模様。
盗用は他にもあるらしく、ラスボスの秦王やBGMも盗用らしい。
詳細はHaku氏の動画「【ゆっくり実況】レトロ海賊ゲー発掘隊【荊軻新傳】#6-1#6-2を視聴ください。



こんなゲームのデータなんか作って誰が得するんだよ!!
(c) 1992 Supertone