システムのアレコレ
バグの保有数仲間にしておけるバグの数は次の通り。
手持ち:6体、バグサーバー:32体

バグは全169種もいるのに、あまりにも少ない保有数。
このゲームの致命的な欠点である。
また、実際に38体所持していると入れ替えができないので、
所持できる限界は実質37体となる。
進化バグがバージョンアップによって、特定のverになった時のみ、進化するか選択肢がでる。
選択進化するバグの場合、ここで進化先を選ぶ。

進化をキャンセルした場合、二度と進化できない。これが他のゲームと異なる点。

進化の条件はバージョンアップのみ。
主人公のver最大100。
主人公がバージョンアップすることで、主人公の行動ターンが回ってきやすくなる。
要するに見えないが主人公にもスピードメーターがある。
所持金上限は655350円。
これはかなり少なく、ハッカーと戦えるようになるとすぐ溜まるようになる。
バグ入手野生のバグとの戦闘で、ワクチンを使ってシャットダウンさせ、その戦闘に勝利する。
ダメージやステータス異常で弱らせるとワクチンの効果も大きくなる。

ほかにはショップでの購入。
オークションでの購入。
バグセンサーによる捕獲。
さらにイベントで手に入る場合もある。
通信機能各ランドにあるガーディアン支部で、トレード、対戦が可能。
アミランド到着後から利用できる。
バグの技枠各バグが覚えておける技の数は4つまで。
現実世界の
アクセスポイント
サイトゲートA(FE):学校の放送室
サイトゲートB(スティング):港の倉庫
サイトゲートC(ルガー):放送センター
A級ハッカー任務3(エアランド)クリア後。
進化による
ステータス変化
実は進化したレベルでは、進化前のステータスである。
次にレベルアップした時に、進化後のステータスに変更される。
顔アイコン
左下の表示
バグサイト内にダイブしている人々は、顔アイコンの左下に「W〜」という表示がある。
これはその人物が正体を隠しているかの表示であり、
Wの後の数字が大きいほど正体を隠していることになる。
だから無法者のW2はモザイク同然になっている。
これは説明書にちゃんと記載がある。
ゴミ箱と
サルベージ
ゴミ箱には何体でも捨てることができる。
ゴミ箱内にはバグの種族データのみが残っており、育てたデータなどは失われる。

サルベージすることで完全に初期化されver1となったバグを引き出すことができる。
なおサルベージしてもゴミ箱からそのバグはなくならず、同じバグを何度でもサルベージできる。
ゲーム中1体しか手に入らないスパイラルも、捨ててサルベージすれば、いくらでも増やせる。

また進化後のバグは、サルベージしなければ覚えられない技を持っている場合も多い。
サルベージでなければまともに攻撃技を覚えない場合もある。
進化前後の性能差本作のバグは進化前後での強さに極端な差が少なくなっている。
さらに進化前後で差別化がされていることが多く、進化で単純な上位互換となるケースは稀である。
恐らくこれらは意図的で進化前のバグも積極的に使ってもらおうということだと思われる。
むしろ進化で(総合的に判断して)弱体化するバグもいる。



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このゲームの問題点について
保有できるバグの数が少ない預かり先であるバグサーバーの容量はわずか32体ぶんしかない。
バグは全169種もいるのに、それに対する保有数があまりにも雀の涙。
一応ゴミ箱に送ることはできるが、ゴミ箱からサルベージするとVerが1になってしまう。
逆に逃がすなど、ゴミ箱から完全に消す方法もない。
育てては捨てる作業の空しさは筆舌に尽くしがたい。
覚えられる技が固定Verアップによって覚える以外に技を覚える方法がない。
そのくせ性能にあった技を覚えないバグも多い(特殊が高いのに特殊依存の技を覚えないなど)。
また攻撃技なしでしばらく戦わざるを得ないバグもそこそこ多く、これらはアイテムや施設で技を覚える手段があれば劇的に改善できるのだが・・・。

ゴミ箱によるVerリセットを・・・と思いきや、技もリセットされてしまうので、できそうなのにできない。
一応、忘れた技を覚えなおせるというメリットはあるが、手間がかかる。

ポテンシャルを活かせないバグは悲しすぎる。
インターフェースがところどころ微妙に不便バグサーバーに預けているバグの詳細を確認できない(サーバーはVerだけは確認できる)。
バグショップの販売バグの詳細を確認できない。
オークションの出品物が何なのか確認できない。
カーソルが上下左右でループしない。ページ送りなどもできない。文字入力やバグ選択で端から端への移動が面倒。
など、発売時期に関してたびたび不便な面が見られる。
バグに名前を名づけられないこのジャンルのゲームにはほぼ搭載されている機能。むしろこの機能が無い本作のほうが圧倒的に珍しい。
愛着などもあるが、特に同じ種類のバグの個体の区別がしにくい。
進化進化は特定のVerでしかできない。
これは一概に悪い仕様とは言えないが、タイミングを逃すと完全に永遠に進化できないのは、さすがに問題。
特に技を覚える方法が制限されすぎている本作でこそ、進化前に技を覚えて進化がしたい。
ただし進化キャンセルが煩わしくないのは良いことである。
進化できるVerをすぎたバグを進化できるアイテムや施設があれば良いのだが。
ハッカー戦でアイテムが使用できない要するにボス戦でアイテムが使えない。アイテムが使用できるのは野生のバグ戦だけである。
最も戦闘補助や回復を使いたいのがハッカー戦なのにこれが使えないのは厄介。
おかげで状態回復や戦闘補助アイテムの使い道が乏しい。
所持金上限が少ない655350円が上限(65万)。以降の金額は獲得できず消える。
任務2(シーランドあたり)から獲得金額が大幅に増えてくるため、ハッカー相手にレベル上げをしているとすぐに上限に引っかかる。
お金を預けるようなシステムもない。
また前述のように消費アイテムが減りづらいので、お金を消費するのが大変。
オークションで強引に消費するということは可能。
メッセージ表示が読みづらい会話ウィンドウの文字の表示数が多くない上に、読みやすく区切ったりされていない。
メッセージ送りがAボタンでしか出来ないのも地味に不便。
経験値2倍チップがα限定経験値を多く得る方法がこのチップしか無いのに、αバージョンでしか手に入らない。
βバージョンでは、αバージョンからトレードしてもらうしかない。
一方的にβバージョンが不利なので、これはさすがにバージョン共通にすべき。
ストーリー後半が雑任務3(エアランド)まではそこそこ丁寧に作られているのだが、それ以降が結構雑な作りで当初の予定をはしょった・短縮したような印象になっている。
エナジーランドはパスワードも必要とせずテクノエリアも無く、サイトゲートDの右側のゲートは通れるようにならない。
また現実世界の放送センター手前の建物も鍵がかかっていると、意味深なのに入れるようにならないなど、不自然な部分が多々見られる。
さらにスパイラルやガルデン&プロナードのストーリーも投げっぱなしで複線が放置されている。
結局最後の最後までハッカーが使用するバグは進化していないものしかいないのも、ストーリーが短くなったのが原因に思われる。
技術力不足か開発期間や容量の不足か・・・、ただただ残念。
スパイラルプロローグでは台詞も多く、これから謎が解き明かされるストーリーがあるのかと思いきや、何もない。これは明らかに不自然。
あと、これは余談だが、スパイラルのβ版の進化型の図鑑ナンバーの位置が気になる。
パンチパンチ(+進化技)は依存ステータスが素早さとなっているが、同じ素早さ依存の打撃属性の攻撃技にキックがあり、イメージが丸被りである上に、パンチを覚えるバグのことごとくが素早さが低く攻撃が高い。
よって、恐らくは素早さ依存は設定ミスで攻撃依存が正しいと思われる。そのせいで全く役に立たない技になっている。
編成と装備これらの設定が別になっており、メンバー入れ替えや装備の変更がわずらわしい。



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